「みつ姫」は、
「安納芋」が厳選されたものなのですが、
「安納芋」は、
太平洋戦争後、戦地から、兵隊さんが持ち帰った苗を、
鹿児島県種子島の安納地区で栽培されたのが、
始まりと言われています。
昭和63年、種子島の西之表市(にしのおもてし)で
収穫された在来種の中から、
県の農業試験所で、
形状・外観等が優れた個体が選抜され、
平成10年に、「安納紅(あんのうべに)」と「安納こがね」の
2品種が、登録されました。
肉質は、共に黄色ですが、
皮色が、「安納紅」は褐紅色で、
「安納紅」から、表皮の白いタイプが生まれ、
それを選抜育成したものが、「安納こがね」で、
「安納こがね」は淡黄褐色をしており、
共に、焼き芋や蒸し芋にすると、
しっとりとした粘質の肉質となり、
甘みが、強く感じられ、
青果・加工用として利用されています。
どちらも、水分が多く、粘質性で、
焼くと、まるでクリームのようにネットリとした食感になります。
生の状態で、16度前後と、非常に糖度が高く、
じっくり時間をかけて焼くと、
糖度が40度前後になる芋として、人気が出ました。
現在、この安納紅と安納こがねは、
登録品種として、種子島でのみ、
栽培が認められています。
この制度は、平成25年までなので、
それ以降は、各地での栽培が可能となります。
とは言うものの、安納芋のおいしさは、
種子島の土壌、気候風土だからこそかもしれません。
9月頃から12月にかけて収穫され、
美味しくなるのは、収穫後から3週間経ってからなので、
旬は、10月中旬から1月となります。
冷凍焼き芋にすれば、
それ以降、低温管理されたものが出回ります。
「みつ姫」は、
この安納芋の中から、さらに選び抜かれたさつまいもなのです。
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